私が当時勤務していた会社には自販機がなく近くのコンビニに行かないと買えない状態でした。
なので、お昼休憩はコンビニでお弁当を買うか帰りに夕食の足しにおかずを買って帰るぐらいの利用で会社の人とは休憩時間会う機会はほとんどありませんでした。
その会社は2年ほどで退社しその後、新しく入社した会社には休憩スペースが設けられており、10時と15時には会社の規定で休憩時間がありました。
自販機の数も多く種類も豊富だったので自分のお気に入りの飲み物もあり、15分間という休憩の時間でも同僚や先輩、後輩などとも楽しく会話していました。

そして、ある日のこといつものように休憩をしに行くと同僚ではあったけれど一度も会話という会話をしていなかった
女性社員の人が自販機の下に小銭を落としたらしく困っているところに私が現れたので、腕を自販機の奥まで入れ埃まみれになりながらもやっとのことで取れました。
取ってくれたお礼におごってもらい、その後はなぜこの会社に入社したのかや、高校生の時にはどんな部活をしていたかなど会話も盛り上がり、なんとその女性社員と付き合うまでに発展しました。

もしこの会社に入社していなく、休憩スペースがなくちょうど彼女が小銭を落としていなかったら付き合うことはできていなかったのでそんな偶然な体験できたことに感謝しています。(体験談・男性・20代)